クレオユーザー会では、2019年度の人事向け分科会の目玉として、「倉重塾」を開講しました。
倉重塾とは、倉重・近衞・森田法律事務所の代表弁護士 倉重公太朗先生をお招きし、働き方改革関連法を背景に目まぐるしく変わる人事・労務の在り方について、ご講演と座談会で理解を深めていただくための勉強会です。
今年の2月(大阪)と3月(東京)にご講演いただいたところ、とても好評だったため、
働き方改革を様々な切り口で取り上げる分科会として、シリーズで開催する形式をとらせていただきました。
倉重先生の講演の魅力
前回の参加者からは主に「倉重先生のお話をもっと聞きたい!」という声を沢山いただきました。
前回参加者の声
- タイムリーな事例を挙げた説明で参考になりました。
- 国の狙いや実務のポイントに踏み込んでいるので非常に参考になった。
- 当初の課題、至急とるべき対応策など気付かされる点が多かった。
- 規則等についての改定も着手する必要性を気づかされた。
- うちの管理職全員に聞かせたい話でした!
- 深堀した講演をいただく機会を是非作ってください。
好評をいただいたポイントは、なんといっても企業側労務専門弁護士の立場から、最新の判例と先生のご経験をもとに「企業がとるべき働き方改革」をご説明いただけることです。
新たな関連法やガイドライン、行政通達を実務に落とし込むには、理解しづらい部分や判断に迷うケースがあると思います。そして、それらの多くの論点は司法に委ねられていること、新たな考え方を示唆する判決がでていること、同一労働同一賃金のように法令よりも判例が先行しているケースがあるからだと、倉重先生は言います。
そこで、数々の判例を踏まえて、実務目線でわかりやすく、今とるべき対策と今後の見通しについて明確に見解を述べる講演が、クレオユーザーにも評価されているようです。
前回の倉重先生講演のレポートは、クレオユーザー会ポータルサイトで確認できます
2月 https://creo.omniattend.com/article/20190208-west-report
3月 https://creo.omniattend.com/article/20190307-hr-report
同一労働同一稟議を皮切りに6月開講
まずは、リクエストの多い「同一労働同一賃金」をテーマに第1回目を6/5(水)に、第2回目は「長時間労働対策」として7/23(火)に開催します。
https://creo.omniattend.com/branch-seminars
その他のテーマについても決定次第、ご案内していきますが、今のところ次に有力なのは「パワハラ」です。新たなに法令化されることで、企業に課せられるパワーハラスメント防止措置の義務化について、なにがセーフでなにがアウトになるのか、非常に興味深いところかと思います。
また、倉重塾では毎回、基調講演の後に座談会形式で質疑応答をおこなう時間も設けています。その日のテーマをもとに、今抱えている問題や疑問について、気軽にご相談していただきたいと思っています。更に他社のQAが自社の対策のヒントになることも、倉重塾のメリットにしていきたいです。
まもなく開講です。是非、ご参加ください。