2019年6月、クレオユーザー会は会員企業を対象とした勉強会「倉重塾開講!働き方改革の今と未来」を開催しました。
本セミナーの講師は、倉重・近衞・森田法律事務所の代表弁護士で、労働法を専門とする倉重公太朗氏です。クレオユーザー会では、これまでにも何度か、倉重先生に働き方改革に関するセミナーを講演していただきましたが、非常に好評だったことから、2019年度は「倉重塾」と題して、さらに掘り下げた内容を定期的に解説してもらうことになりました。
第1回となる今回は、「同一労働同一賃金をめぐる最新議論」というタイトルで講演しました。

1.同一労働同一賃金ガイドラインの注意点
2.最新裁判例による考え方の変化
3.その後の最新の下級審判決による考え方の変化
4.賃金体系など実務上の留意点

当日は、多くの人事部門の担当者・責任者らが集まり、熱心に耳を傾けていました。
このレポートでは、セミナーのポイントをダイジェストでお伝えします。

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<参加者の声>

  • 最近の判例におけるポイントを説明いただけたところが良かったです。
    まだ過渡期というところで、これからも注意して情報を追っていく必要があることもわかりました。
  • 難しいところもあると思ったが、とにかくおもしろかった。
  • 法の条文を読んだだけではわからない運用、解釈のところを解説していただけて、大変有意義でした。
  • 豊富な判例についてご説明いただき、現状での理解が進みました。
  • 自身で考えていた以上に多くの判例が出ていることを知り、今後の参考に出来ると思いました。
  • 学校への判例も入れていただいていた。考え方を教えていただけた。
  • 事例が豊富で課題認識はできた。
  • 今まで聴講してきた、どのセミナーよりも多くの判例を取りあげ、より具体的な解説があった点が
    とても良かったです。